楽器をつくる
割と今やろうとしていることはテクニカルアーティストに近いんじゃないかな、と思ってきた。アーティストがやりたい表現や世界観を実現するために、技術的にどう解決するかを考える。エンジニアとして手を動かすので、アーティストとエンジニアの橋渡し、ともちょっと違っている。
ただ、エンジニアから要望を受けることもあるので、ちょっとTAには当てはまらない部分もある。
自分としては、新しい楽器を作る、という気持ちでやっている。音楽家の要望を汲み取りながら、自分の理想も込めて作業をする。最終的には楽器をつくることがゴールではなくて、その楽器から、これまで聴いたことのない曲や、グッとくる曲が生まれることがゴール。
休暇中にも近しいことを考えていて、自作シンセ制作の準備を進めていたことが今の心境にフィードバックされているだけかもしれない。
ただ、日本のシンセが世界の音楽に影響を与えた、という事実はいつも考えていることだったりする。シンセをつくるエンジニアは、未来の音楽をつくっていたのだ、と考えるとめちゃくちゃかっこいい。